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黄ナンバー（−散歩道−）

はじめに　今春白ナンバーから黄色に乗り換えた。 「地球温暖化に配慮して」と言えば格好良いが、遠乗りの体力がなくなったのと維持費対策・量販店の駐車場対策が理由である。 車重の割にエンジンが小さいので登攀性能が悪いこと・前後左右の車輪間隔が狭いので揺れがひどいことは一応想定内。 燃費は予想以上に減った。予想以上に室内が広く、速度計など計器類が随分前にあるのは、老眼には嬉しいことである。
　さて、普通車のときは色形とも多種多様であった。 軽は大きさから色形までよく似ていて、量販店では登録番号も確かめる。 登録番号には 2324などと、同一数字が含まれていることが意外に多い。 そこで、具体的にどの程度含まれるのか調べてみた。
番号のつけ方　登録番号のつけ方には、分類番号や、プレートの地・字の色その他いろいろの規則が決められているが、 最後の番号のみに注目すると、1から9999までの整数である。
計算例　番号の各桁の数値の組み合わせについて、3桁の場合を例に考えてみる。
無重：1234のように他の桁の数値とは全く重ならない場合。
　最上位の桁の数値は、0を除く9種類の選択肢
　第2桁は、0から9のうち最上位に使用した値を除く9種類の選択肢
　第3桁は、0から9のうち上位2桁に使用した値を除く8種類の選択肢
　があるので、合計9*9*8＝648通り。
1対：122や202のように同一数字が2個1対あり、残りはこれと異なる場合。
　最上位の桁の数値は、0を除く9種類の選択肢
　最上位の桁が対の一方のとき
　　残り1桁は、0から9のうち最上位に使用した値を除く9種類の選択肢
　　対のもう一方の置き場所の2種類の選択肢
　最上位の桁が対の一方で無いとき
　　残り2桁は0から9のうち最上位に使用した値を除く9種類の選択肢
　があるので、合計9*9*2+9*9＝243通り
三重：999のように3桁が同じ数値の場合。
　最上位の桁の数値は、0を除く9種類の選択肢
　残りの桁はそれぞれ1種類の選択肢
　があるので、合計9通り
検算：重なり有 { 1対243＋三重9＝252通り}＋重なり無 ( 648通り)＝ 3桁の場合の全体( 900通り)
同様にして、すべての可能性を右表に示す。
　表より、どの数値も重ならない場合が半分強、二重以上の重なりがある場合が半分弱との結論を得た。

おわりに　自動車のナンバーについて数字の重なりが多いように感じたが、計算の結果、重ならない場合とほぼ拮抗していることが分かった。

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