澤井

イタチ

読者の皆さんはイタチというとどんなイメージを持ちますか？ずるい動物・最後屁・・・？
農村を歩いているとたまにイタチに会うことがあります。実際にはとてもかわいい動物ですよ。そのかわいさの元は
☆童顔

幼児を見ると誰しもかわいいと思います。これは高等動物に共通の感情といわれています。
では幼児の顔というとやはり高等動物に共通の特徴があります。
　　平面的な丸顔。広い目の間隔。大きな目ならば更に良。

幼児でないのに童顔の動物がいます。
　　フクロウ、チータ、パンダ、ネコ・・・このうちパンダ以外は動物を捕食して単独で生きています。
顔のこの構造は立体視に好都合ですが視野は狭くなります。横や後ろを見るには首を回します。クロウは180°首を回せるとか。

イタチも立体視に都合の良い顔を持っています。

☆動作

イタチは捕まったときに備えて強力な防御手段（最後屁）を持っています。また動物を捕食する関係で非常に敏捷です。これらのことから逃走に自信を持っています。

逃げ切れる自信からか、近づいても振り向いて人を観察しています。 1m位になるとまた数m離れてまた振り返ります。あたかも待っているように見えます。

かわいさと仕草に魅かれて近寄ろうとすると、尻尾に触れそうなところでかわされます。
こんな駆け引きをイタチゴッコと言います。

最終更新：17/08/18
新規掲載：04/04/29