澤井
聞きなし
見做し(みなし)はよく知られています。 事実でないことを事実として扱う意味です。ききなしはみなしの使い方を適用した言葉でしょう。 小鳥のさえずりを聞き分けるときなどに使います。
コノハズクのブッポーソー(仏法僧)、ウグイスのホーホケキョ(法、法華経)などがよく知られています。 ツバメのツチクテムシクテシブイ(土喰て虫喰て渋い)は、その生活にも対応しています。
右の写真はホオジロです。スズメとほぼ同じ大きさです。 山里でよく会います。スズメの顔の模様の丸に対して、ホオジロの模様は線ですね。
繁殖期には里山の高い木の頂きでさえずります。 山里では見かけることも多いでしょう。
ホオジロのさえずりはかなり複雑です。 イッピツケイジョウツカマツリソロと聞こえるそうです。
意味がわからないと覚えられませんね。 一筆啓上仕り候と書き、男性の手紙文の丁寧な書き出しです。 この言葉自身がほとんど死語になりました。
誰か分りやすい聞きなしを考えてください。
最終更新:17/08/28
新規掲載:04/04/29
新規掲載:04/04/29
© T.Sawai